2009年2月1日日曜日

有害廃棄物

オバマ政権は、bad bank(日本語ではなんというんだろう?不良銀行か(笑))を政府が運営して、金融機関が抱えている不良資産を買い上げることを検討しているらしい。それには4兆ドル必要との試算も。

売るに売れない、処分できない資産を金融機関のバランスシートから外してやらなければ、金融機関をいくら支援しても経済にカネがまわらないからだろう。

この動きを見ていて、ツイ思い出してしまうのが、産廃の不法投棄だ。

バッドバンクが買い上げるという不良資産をマイケル・ハドソンが、「経済の有害廃棄物」と表現しているが、まさにそうで、この廃棄物を出したのは当の金融機関自身だ。

環境問題なら排出者が処理する責任がある。しかし違法投棄する業者がいて、カネを儲けただけで、廃棄物を処理せず捨て逃げしてしまう。それで結局、行政が税金を使って処理することになる。たまにテレビで取り上げられる東京近郊にみられる廃棄物不法投棄だ。テレビを見ながらヒドイことをする業者がいるもんだと人は慨嘆する。

考えてみれば、これと同じだ。自分の不始末を行政に、最終的には納税者につけ回す。当事者にしては結構なはなしではある。

この話は、米国に限らない。

例えばドイツでも、バッドバンクに1200億ユーロ必要とかの議論があることをシュピーゲルが伝えている。

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