2009年2月11日水曜日

バッドバンク

どうやら米国の金融安定化策に金融機関のバランスシートから住宅ローン担保証券などの不良資産を切り離すバッドバンク構想が、民間を巻き込んだかたちで盛り込まれるようだ。

不良資産を買ってやるにつき、難題は値付けで、つとに指摘されてきたところだが、高く買えば(米国議会で問題になったように)文句がでる。安く買えば買ったで銀行救済の効果が減じる。まあオバマ大統領は1兆ドルを買い取りに当てるようだが、効果のほどは・・・。

これなんぞは、危機の火付け役、犯人を救済しようというのだから、好評であるわけがない。

ここで、買い取るのは証券だから早い話が紙である。

以前、農本令草案に言及したが、

そこではこれと違った買い取りを、国家への「返納」として提案していた。もちろん当事者は金融業者ではない。農村恐慌に呻吟していた農民である。農地を金融業者にカタにとられ、借金の返済はままならず、そのままでは、取られてしまう。加えて飢饉。農村の惨状たるやすさまじい。

そこで、国家が農地を購入し、その代金で農民は借金を返すという考え。そうして国有になった農地を農民は使い続けることが可能。

しかし、国家に財政的余裕なきゆえ、国家紙幣「労」を発行しこれに充てるという主張。

経済がよほどに厳しくなったとき、農業をはじめとする産業者を金融業者の餌食にさせない国家的枠組みとして、国家紙幣の使い方、アイデアを出した人間も我がジャパンにいたことを忘れないほうがよいと最近思っている次第。応用が利くことだろう。

まあ、多くのひとはそこまで経済が悪くなるとは思っていないし、タカをくくっているかもしれませんが・・・ さて・・

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