2009年2月3日火曜日

モダン・グレート

毎日よく飽きずに経済や経済学の情報に接していると思う。

ある小説にこうある。

「ここでは何を専攻しているんだい?」

「近代三大学科(モダン・グレート)よ」

「ああ、哲学と政治学と経済学、ご存じのPPEか。当然、重点は経済学だな」

彼女はうなずいた。

「きみ、マダム、あなたがご覧になっておられる若い男性もまた、家業のゆえにその『陰気な学問』の勉強にいそしんでおる者ですぞ。・・・」

(ジョゼフ・エイミエル、『女銀行家デボラの復讐』(上)、間山靖子訳、新潮文庫、p.258.)

ここでは、経済学を指し、ふつう、「陰鬱な科学」と訳されるdismal scienceを「陰気な学問」と訳しているが、このほうがぴたっとくる。

経済は、こんにちのような状況ではとりわけ人を陰鬱にさせるし、それを扱う学問とは陰気この上ないという気になるから。

陰気から経済回復のアイデアや出てくるのか・・・

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