人の関心はこの危機が底をうつのかどうか、それはいつで、回復はどうなるのかに移っているようにみえる。しかし、なぜそれが発生し、危機を繰り返さないためにはなにが必要かについて関心を失わないわけにはいかない。
グリーンスパンバブル、グラススティーガル法による規制の撤廃、解き放たれた金融工学の手品・・・
The Washington Postで、そうした動きに深く関与していたラリー・サマーズを「追放すべき」とのナオミ・クラインの主張をみる。
最近の米国の世論調査では、政府の銀行やその他金融機関の救済策に59%が反対している。然りと思う。しかし政権を「コントロール」している人々がグラススティーガル法ひとつとっても復活させようとの動きすらない。投資銀行の手先と評する向きもあるが、そうかもしれないと感じてしまうほどだ。
たまたま本日、米国のマンガをみる。「企業エコノミスト」と題されたもの。そこで、登場人物たちに企業の会議室でこう語らせていた。
ナオミ・クラインはグリーンスパンやサマーズをブレイン・バブルと呼んでいる。彼らを「導師」とすることで、彼らのアタマのなかに巣くった疾患に感染した状態を正さないと健全な経済を取り戻せないのだろう。しかしサマーズが追放されていない一事をもってしても、懲りずにこれまでのことをこれからも繰り返すつもりなのだろうと考えざるをえない。
グリーンスパンバブル、グラススティーガル法による規制の撤廃、解き放たれた金融工学の手品・・・
The Washington Postで、そうした動きに深く関与していたラリー・サマーズを「追放すべき」とのナオミ・クラインの主張をみる。
1991年にサマーズが議論していたのは経済学の主題がもはや論争のためのものではないということであった。つまりその答えは誰もが見いだしてきたと言い、「経済学の法則は工学のそれに類似している」と述べた。「一組の法則がどこでも働く」と。続けて、サマーズは三つの「化」すなわち民営化、安定化、自由化のようなその法則に酔いしれた。「莫大なスペンディング政策が経済を刺激する方法であるというアイデア」のように、数年後、彼が説明した若干の「数種のアイデア」はすでに議論にとっては「過去のもの」となった。
・・・彼は誰に対しても絶対的真理を訴えた。彼は壮観なほどに幾度も幾度も間違えた。デリバティブズを規制しないことで間違った。大恐慌時代の銀行法を廃止し、銀行を潰すには大きすぎる怪物に変えるのを手助けしたとき間違った。そしてかつてないほど複雑なトリックの商品を手助けし、金融カジノを続けさせるために納税者のドルを支出させるので、今でも間違っている。
最近の米国の世論調査では、政府の銀行やその他金融機関の救済策に59%が反対している。然りと思う。しかし政権を「コントロール」している人々がグラススティーガル法ひとつとっても復活させようとの動きすらない。投資銀行の手先と評する向きもあるが、そうかもしれないと感じてしまうほどだ。
たまたま本日、米国のマンガをみる。「企業エコノミスト」と題されたもの。そこで、登場人物たちに企業の会議室でこう語らせていた。
2010年に経済は崩壊するでしょう、そして世界は暗闇に突っ込むでしょう。
あなたがたはみんな、人食い人種によって食い物にされるでしょう、彼らはあなたがたのカラダを蜂の巣状にする疾患で順番に死んでいく者たちだ。
どうかもう二度と話さないでくれ。
私はつい最近それがわかった。
ナオミ・クラインはグリーンスパンやサマーズをブレイン・バブルと呼んでいる。彼らを「導師」とすることで、彼らのアタマのなかに巣くった疾患に感染した状態を正さないと健全な経済を取り戻せないのだろう。しかしサマーズが追放されていない一事をもってしても、懲りずにこれまでのことをこれからも繰り返すつもりなのだろうと考えざるをえない。

1 コメント:
naomi kleinのラリーサマーズ批判は、興味深いところです。ブレイン・バブルは日本でも起きているようです。ただし、潮目が変わりつつはありますが。まだ、残党の抵抗が続いていますして、中枢は乗っ取られたままです。
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