2009年5月17日日曜日

ゴールドと中国

このところ忙しく、アジア・タイムスの記事を見る余裕がなかった。ちょっと覗いたら5月9日付けで、John Browneの「中国は金のポットをかき混ぜる」という記事があった。中国の野心を知ることができる。

現在、ゴールドの最大の生産国は中国で、米ドルから離れゴールドに向かうことで途方もない利益を得るであろう。中国は世界的指導力に関心を有しているが、米国の軍事力に挑戦することを夢見てはいないだろう。しかし21世紀に、経済の重みは軍事を無意味なものにする。それでもなお、中国は無責任に行動する余裕はない。

その野望を緩和せざるをえないいくつかの問題が存在する。中国は過去5年にわたり、ゴールドを600メートルトン増加させたが、中国のゴールド保有はその全通貨準備の1.6%にすぎない。また、中国のゴールド保有はトータルで1050メートルトンだが、米国が保有する8132メートルトンと比べると小さくみえる。

にもかかわらず、中国人が、自身のゴールド準備を二倍近くにし、ゴールドにリンクした準備通貨を要求するのは、その他の余剰を抱える国家に広がると予想するその戦略的傾向を示している。

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