2009年8月10日月曜日

カネのことを銭といった。「せん」である。

このことば、貨幣が通貨、currency であることをよく示している。

山片蟠桃も『夢の代』制度第五、廿二をこう始めている。

銭ノコトハ前ニ云ゴトク、金銭・銀銭・銅銭等ノ差別アリテ、総名ヲ銭ト云。本(もと)ハ泉(せん)ニシテ泉(いずみ)ノワキ出テ天下ニ流ルヽニトルナリ。

泉のごとくわき出て天下に流るる、とはその求められる職能をよく表現している。

0 件のコメント: