2009年8月4日火曜日

wealthをふつう富と訳す。場合によっては資産と訳したほうがよいかなと思う場合もある。富を有形のさわれるtangibleなものと理解し、形なく触知しえぬintangibleな無形物や請求権のごときもの(その最たるものはカネだが)を含めるかどうか、考えはさまざまだが、ふと東洋ではどういっているのかと思い、五行大義を参照してみた。

富者徳化所及、豊穣無闕

富トハ徳ノ化シテ及ブ所、豊穣闕(か)クル無シ

とある。

どうやら社会の上層の徳が民草の隅々にまで及んで、穀物が豊かに実ることが欠けることはないという意味らしい。

現今、徳など社会のどこを探してもみあたらぬ。食料の自給率など信じがたい低さだ。金融上の請求権を積み上げてもけっして豊かとはいえぬか。

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