2009年10月15日木曜日

天利

「・・・田町の高利かしより三月しばりとて十圓かりし、一圓五拾銭は天利とて手に入りしは八圓半、九月の末よりなれば此月は何うでも約束の期限なれど、此中にて何となるべきぞ、額を合せて談合の妻は人仕事に指先より血を出して日に拾銭の稼ぎも成らず、・・・」(一葉、『やみ夜』)


利息分は「天利」と言って事前に控除。天利とはなんだ、単に貸し主の強欲。

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