2009年12月8日火曜日

ある学派

「ほとんどの貨幣改革提案は生産や消費に利用しうる支払手段の物理量に関心を寄せる。しかし、実際の通貨や信用の量には相対的に僅かな関心しかもたず、代わりにその流通速度に集中するある学派が存在する。流通速度によって我々は所与の期間に所与の通貨や信用量が持ち手を変える回数を指す。同額の通貨や信用がより急速に回転するならより多くの作用をなしうるのは明らかである。その速度が増加する所与の数量は生産や消費に一層多額の数量をファイナンスしうる。同時に貨幣の物理量の増加と比べて信頼を傷つけることにならないという利点がある。したがって、多くの貨幣改革家たちがこうした手法の拡張主義に改心してきたのは驚くにあたらない。」(ポール・アインツィヒ)

このある学派とは、もちろん、ゲゼル・マネーのそれである。

もし私たちが貨幣量Mの増加にこだわるインフレ主義者であることを望まず、経済を刺激したければ、Vの変革に向かうのほかない。どれだけ貨幣を出すかが問題ではない、どのような貨幣を出すかが問題なのだ。

0 件のコメント: