2009年12月26日土曜日

せっかちなハゲタカ

経済危機が終わり政治危機が始まる」を読む。

最初アイスランド、それからアイルランド、現在のギリシア。大部分の欧州は逃れがたい債務と破産状況の国家、銀行破綻、銀行救済、そうして高まる失業率の泥沼にはまっている。次は自分たちの番であることを知っている米国や英国は距離をおいて見ている。

たしかに欧州の脆弱性が露呈してしまった昨今だ。

世界大の銀行救済に使うために印刷された大量の国債が、世界中の投資家によって購入された。こうしたハゲタカたちにとって、経済がクラッシュするとき、国債は素晴らしい投資であり、株におけるギャンブルは関心を失われることになる。今、こうした投資家たちは、重い債務を負った政府が支払いができるか確かめたがっている。そうして彼らはせっかちになっている。


たしかにムーディーズのMisery Indexをみると、スペイン、ラトビア、リトアニア、アイルランド、ギリシャ、英国、アイスランドと続く。信用失墜した国家の債務を投資家たちがどう評価するか。来年もソブリンリスクが注目されるだろうなあ。

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