2010年1月3日日曜日

日めくり2010-01-03

「アレ(注:Maurice Allaisを指す)は不労所得と労働所得の間の古臭くみえる区別を再度取り上げる・・・前者の概念は純粋に物質的な財に結びついた賃料であり、この財のもたらす収入はそれを保有する者の活動からは独立した、それをただ所有するという事情に由来する。このことはまた地方政府や国家が施した改良事業によって土地からの所得が増大するような場合にもみられる。また物価の不安定性を通して債務と債権の実質価値が変動することから生まれる『偽りの権利』も原因を欠いた富裕化の要因と捉えられる。『私的所有に基づく市場経済に対立する力を生み出したのは不労所得である』とアレは指摘している。」(Thierry de Montbrial, "Maurice Allais, Savant méconnu," Marchés, Capital et Incertitude, Economica, 1986, pp42-44.)

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