2010年1月4日月曜日

日めくり2010-01-04

「現在のところ不況は、心理的な諸理由から多分に誇張されている。それゆえ、穏やかではあるが上向きの反応がいずれ必ず生じることになろう。しかし、私の判断では、貸し手の意図と生産的な借り手の意図とが再び合致させられるまで、ーー一つには、貸し手がもっと緩い条件で、しかももっと広範な地域にわたって貸付けを自ら進んで行うようになり、一つには、借り手が十分な活気を回復し、そうして以前にまして自分から進んで借り入れをするようになるまでーーは、真の回復はありえない。

両者の隔たりがこんなにも大きく、しかも架橋することがかくも困難であったことは、現代史上かつてほとんどなかった。」(ケインズ、「1930年の大不況」)

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