2010年2月17日水曜日

ノースダコタ銀行、再び

The Huffington Post が16日付けの、「ノースダコタ銀行: アメリカで唯一の'社会主義'の銀行が景気下降期に繁栄している」で、ノースダコタ銀行を取り上げている。

昨年の今頃であったか、このブログにメモしておいたが、なかなか改善しない経済状況のなか、また注目されているようである。

下記にちょっと要点をメモしておこう。

「国じゅうでただ一つ、州が保有する銀行であるノースダコタ銀行は遺物であるかに思えるかもしれない。

しかし、現在、他の州の公職者たちは全国的な景気後退を通して、それがノースダコタを助けているかどうかと考えている。

フロリダとオレゴンの知事候補とワシントン州議会議員は彼らの州で、州が所有する銀行の創設を支持している。先月バーモント州の議会の委員会向けに作成されたレポートでは、そのアイデアには「かなりの長所」があると書かれていた。リベラルな映画制作者マイケル・ムーアは彼のウェブサイトで同行を推奨している。

「むこうにはたくさんの痛みがあり、困っている多くの州がある。そして私たちがちょうど今得ているこの経済上の成功とノースダコタ銀行を結びつけている」と、同行の頭取、エリック・ハードマイヤーは語る。

ハードマイヤーは、同行の業務に関して大量の問い合せがあったと言う。それにはカリフォルニア、ミシガン、ニューメキシコ、オハイオ、ワシントン州の公職者からの質問が含まれる。ノースダコタの失業率は4.4パーセントと国で最も低く、石油生産は上昇し、堅固な州の財政黒字を持っている。しかし、ハードマイヤーは、繁栄は同行のゆえではないと語る。

「私たちは、おそらく触媒か、たぶんその一部です」。「それを推進しているというのはうれしいことですが、率直に言ってそうではありません」と。

ノースダコタ銀行は民間銀行の融資リスクを低減し、大規模プロジェクトへ民間銀行がファイナンスするのを助ける経済開発機関、”銀行の銀行”として機能する。農民や学生、事業に安価な融資を提供しているのである。

同行は昨年末で、ほぼ40億ドルの資産と26.7億ドルの債権ポートフォリオを有している。・・・09年の利益は5810万ドルで・・・この10年間に、ノースダコタ州財政に3億ドルの利益を提供した。

同行はほとんどの州の資金を扱うという優位性をもち、その資金は金融市場が動揺する時期、現金が必要な民間銀行への融資や時々の救済に使われる。

「私たちは自分たちをちっぽけなミニ連邦準備制度理事会と考えている」とハードマイヤーは言う。

州はおよそ0.25%の利子を稼ぐが、国家機関が商業機関から得る利子より少ない。同行はまたいかなる州や連邦の税を負担してはいないし、預金保険にも入っていない。ノースダコタの納税者がいかなる損失にも関与する。

ノースダコタ銀行は、農業者たちがノースダコタの信用市場・穀物市場を外部がコントロールすることに対す怒りから生み出された政治的決起であるノンパルチザン・リーグの礎石であった。

1915年にA・C・タウンリーによって創設されたが、彼はノースダコタ西部で麻を栽培しながら社会党のオーガナイザーとなった。ノンパルチザンリーグは州が保有する銀行が農民に融資を提供すること、それと共に、製粉機や穀物エレベーター、精肉工場、保険を提供することを勧告した。

5年のうちに支持者たちは議会と知事職をコントロールすることとなった。その運動の力は急速に衰退したが、州が保有した二つの事業、すなわちノースダコタ銀行とグランドフォークスにある穀物エレベーターが生き延びた。

1940年代から1960年代初期まで、同行は公的資金の受託者であり、地方債購入者であった。・・・以来その経済活動は大いに拡大した。

・・・」
詳しくは上記リンク先で。

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