2010年7月24日土曜日

現代政治家

休日。ケインズの『条約の改正』をゆったりと読み始める。のっけからこんな言葉で始まる。

「愚劣な言葉にともなう愚劣な行為はやがて暴露され、叡智にたちかえる機会がやってくるであろうと信じて、大衆が要求するままに愚劣なことを口にし、発言したことと両立すること以上になにも実行しないというのが、現代政治家のゆきかたである・・・」

やはり、いつの時代、どの国においてもそうなのだな。いや、只今は「叡智にたちかえる機会」を信じる気持ちさえないのかもしれない。いやいや、日本の現代政治家だけなのかもしれない。

1 件のコメント:

kyunkyun さんのコメント...

こんにちは。
ぜひぜひ、教えていただきたいことがあります。
森野さんの書かれたクリフォード・ヒュー・ダグラスについての紹介文を読みました。

http://www.grsj.org/colum/colum/dagras.html

この中に、次のように書かれている箇所がありました。

>> しかし、経済学者たちによる非難は二つの矛盾した考えによるものであった。
すなわち
1、費用と所得の差は、費用がすべて賃金や給料などとして事前に支払われた金額であることをダグラスが理解できないために生じた幻想であるとして、ダグラスの分析の要点である時間要因を無視している。
2、この差は金融及び財政制度が新たな生産を刺激し、雇用水準の維持に有効に働くとして、ダグラスの基本的な視点、つまり生産の目的は「雇用」やその他の金融目的ではなく、消費者の利用のためだとする見解を無視していた。 <<

この中の、1、についてなのですが、経済学者たちが非難している、「ダグラスの分析の要点である時間要因を無視している」 とは、どのような意味なのでしょうか?