2011年11月16日水曜日

ペナルティは99%に

「欧州は終わったのか」という下記の一文を読んでいて、この部分に目が止まる。

「債務危機は従来の分析によれば、高度な社会サービスをそれを支えるのに必要な収入なしに維持してきた放蕩な政府に起因する。しかし欧州の現在の経済危機は多岐にわたって2008年の金融危機の余震であり、その時、欧州の銀行は無分別にも、米国の機関がリスクの高いモーゲージを商うために作り出したあらゆる想像の産物に投資した。そうして同じ欧州の銀行は、自身を救済するのと同じレベルで、そこには若干の米国救済資金も含まれる公的債務への投資にシフトした。言い換えれば、銀行は一つの薬物マーケットから締め出され、単に別のところに移った与太者の一団のようなものである。彼らはまず最初に、手数料だけで10億ドル以上をかき集めて一儲けし、政府当局による責任ある政策を保証することはほとんどなかった(結局財政責任は短期的な採算によって妨げられた)。

債務を切り下げることは銀行が損失を被ることを意味する。それでたとえば、もしイタリアの国債がドルにつき50セント回収不能として帳簿から消し去るなら、ニューヨーク・タイムスによるなら、ゴールドマン・サックスはその年の最初の9か月で34億3000万ドルの10%を失うであろう。この悲しい曲芸のなかで、誰かが緊縮策を背負うとすれば、それは銀行であるべきである。しかし99%が1%の愚行のためにペナルティを払い続けることはありそうにみえる。」

累積債務危機も、99%と1%の話の一つであるか。苦しまなければならないところが救済され、苦しんでいる多数に罰金が課されるようなものなのだな。

Is Europe Over? | FPIF

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