2012年12月3日月曜日

2012年9月13日木曜日

合成QE

「銀行にはこうした投機的な買い物に資金供給するためのマージン拡張のベースとして使える十分な超過準備が存在する。これはFRBが実際にオペレーションを行うことなく、強力な説得でQEの効果を得るときであり、”合成QE”と呼ばれる。」

合成QEか。いろんな言い方があるものだ。銀行にはカネが余っており、信用拡張の余地もあるということなのだろう。

Testosterone Pit - Home - And the Fed? Just Jawboning And Synthetic QE, But The Markets Will Eat It Up
http://www.testosteronepit.com/home/2012/9/12/and-the-fed-just-jawboning-and-synthetic-qe-but-the-markets.html

2012年8月7日火曜日

二つの顔

警察国家と金融の腐った心性か・・・
The Official James Petras website » The Two Faces of a Police State: Sheltering Tax Evaders, Financial Swindlers and Money Launderers while Policing the Citizens
http://petras.lahaine.org/?p=1905

2012年8月6日月曜日

バグ

証券会社は自動取引ソフトのバグで破産するかもしらん、のか・・
Trying to Be Nimble, Knight Capital Stumbles - NYTimes.com
http://dealbook.nytimes.com/2012/08/02/trying-to-be-nimble-knight-capital-stumbles/?hpw

インドの停電

「通貨戦争とサイバーウォー」;「インドを襲った停電は”西側”のウィルスによって引き起こされたのではないか」というお話。
真偽のほどは分からない。

Pour le site LIESI la panne d'électricité qui a frappé l'inde a été causée par un virus "occidental".

Guerre monétaire & Cyber-War « L.I.E.S.I.
http://liesidotorg.wordpress.com/2012/08/04/guerre-monetaire-cyber-war/

Black out géant en inde : une attaque des USA contre l'étalon Or ? | ZEBUZZEO
http://zebuzzeo.blogspot.jp/2012/08/black-out-geant-en-inde-une-attaque-des.html

2012年6月30日土曜日

金融資産の指数関数的成長

欧州統合の夢はマネーシステムの改革に鍵があること、長い危機を通して、みなが実感しているにちがいない。

「欧州の多様性における統一は維持されなければならない。国家は資本の所有者の意向だけでコミュニテイから・・・排除されるべきではない・・・現在の金融・経済危機は実体経済を”スキミング”し、マネーが利用できる場所にのみ関与を望む利子と投機を通して貨幣を自己再生産する制約のない権力・・・にある。・・・社会的にみて破壊的な債務マネーのシステムは中立的なものに再配置され、貨幣流通を確保するものに置き換えられるべきだ。実現しえざる貢租(註:利子や金融投機による収益)を求めることで・・・不当に創りだされた金融資産の指数関数的成長は債務と金利のモラトリアムと公正な貨幣改革によって停止させられねばならない・・・」

http://fairconomy.blogspot.jp/2012/06/offener-brief-zur-esm-abstimmung-im.html

2012年6月23日土曜日

金融取引税

我が国は、消費税の増税でやかましいが、欧州各国などで動きのある金融取引に少額の税をかけるいわゆるロビンフッド税、金融取引にいわば印紙税を課すことはなんで問題にされないんだろう。政治家やお役人にとって金融部門はアンタッチャブルなのかな。

「ウォールストリートに対する少額の税が普通の人々などを変えうる;金融部門に対するこの税は毎年数千億ドルを集め、仕事のために経済を始動させる資金を提供し、米国を再建する力がある。これは米国や世界中の社会的セーフティネットを救うことができる。」

Robin Hood Tax | Robin Hood Tax
http://robinhoodtax.org/

適度な経済成長

「米国における本当の問題は我々が適度な率で経済を成長させることができず、労働市場に入ってくる人々が適切に吸収されないということである。それは雇用創出を促進できず、この世代が彼らの両親よりもよい生活をしえない将来を見ているので、ウォールストリートを占拠せよ運動の動きを助長してきたのである。」

常に労働市場に入ってくる若い世代を吸収しうるような、適度な経済成長を実現しえていないのは、多くの国々で現実だなあ。我が国もそうだろう。

Economy Unable To Grow At Moderate Rate - Seeking Alpha
http://seekingalpha.com/article/677041-economy-unable-to-grow-at-moderate-rate?source=email_portfolio&ifp=0

2012年2月14日火曜日

ギリシャのデフォルトで困るのは

「ドイツの指導者たちによってはギリシャが底なしであることを認識し始めている。あからさまなデフォルトがギリシャや誰のためにも最良の薬であることを理解し始めているのだ。断固として反対している者たちはすでにギリシャ国債の70%ヘアカットを受け入れている者たちではない。反対に、その義務を果たさなければならなくなるデフォルトを必死に回避したいカジノ銀行のデリバティブズ・ディーラーである。ギリシャのデフォルトに対するCDSという保険を数百億ドル発行したカジノ銀行業界の一部はこれが起こるのを防ごうとして彼らが影響力をもつECBやIMFに頼っている。・・・」

まさにギリシャのデフォルトで誰が困るのか考えれば事態は明らか。CDSを引き受けてきた投機的な銀行業者は気が気でないのかもしれない。

The Greek De Facto Default - Seeking Alpha

2012年2月13日月曜日

金貸しと民主主義

ギリシャでは緊縮財政案で各政治勢力が合意をみたが、街中は抗議の炎が燃え上がって騒乱状態を来しているようだ。今回の事態は、ギリシャの国家債務のロールオーバーができるかどうかという関心より、金貸しと民主主義、あるいは政治の間の軋轢としてみても興味深い。緊縮案が合意をみて救済が実施されても、ギリシャでの次の選挙では、これまで以上に急進的な左翼政権が誕生する可能性もある。政治的合意はカンタンに反故にされるかもしれない。金貸しは民主主義国家にカネを貸すことの意味を思い知ることになる局面がくるのかもしれない。

「無論、家計や企業にカネを貸すことと政府に貸すことの間には基本的な違いがある。後者を特徴づける相違というものは幾分奇妙なものとしてリスクフリーである。家長は債権者に”すいません、私たちは投票をしました。私はあなたに返済いたしましょう。しかし妻と子供たちが票数で勝つでしょう”と言うことはできない。中世では、君主に貸すことが多くの銀行家たちの破滅の元であった。フランスでは債権者によっては処刑されさえした。・・・」

国家はマーケットにおびえているだけにみえても、マーケットが民意の反撃をくらうこともあるのかもしれない。

The euro zone crisis: Political commitment | The Economist

2012年1月29日日曜日

ECB、危機の永続化政策

ディーン・ベイカーの一文を読む。たしかに欧州の債務危機に関心を持ち続けるのに飽きてきた感じもする。やはりこのへんで基本的な事実を確認しておくことは必要だなと思う。貿易不均衡があっても為替調整が効かない単一通貨圏にあって、ECBが一律2%のインフレターゲットの政策を求めることが、赤字国にデフレを強要することになるとの指摘によって、危機永続化政策であるとの議論はそうだなと思わせる。

「彼ら(ユーロ圏重債務国)はその債務への信認の欠如に苦しんでいる。債務をサポートするためには、ECBやその他の十分に懐の深い機関・・・による関与で危機は直ちに終わるだろう。ギリシャを除いて重債務のユーロ圏諸国はドイツや米国で負担されている率に近い率で再び借り入れることができるなら、彼らに短期的には財政問題はないであろう。

これら諸国は総需要の不足に苦しみ続けもしよう。それは多くの欧州で住宅バブルの崩壊から続くフォールアウトである。スペインやアイルランド、その他で生まれたバブルであった需要を置き換える新たな需要の源泉は存在しない。このエリアでは、緊縮財政の推進は直接問題を悪化させよう。政府支出のカットは民間部門の支出によって置き換えられない。その上、各国が成長を鈍化させる緊縮に向かうことは隣国の輸出を減少し、他のユーロ圏の成長を湿らせる。

加えて、南部欧州におけるコストは北部の、最も重要なドイツのコストのラインから外れているという長期的な構造問題がある。ドイツはユーロ圏の南部の加盟国との大規模な貿易黒字を維持し続ける。普通なら発生するであろう為替調整は単一通貨の範囲内では不可能である。

調整のための唯一の経路としては、格差インフレ率が残っている。理想的には、これは北部諸国が正常より幾分高いインフレ率を実行することを意味する。これはユーロ圏南部の諸国が低いが、正のインフレ率を実行することで競争力を回復することを可能とするであろう。

しかしECBはこのルートを辿ってはいない。その代わりに全体としてのユーロ圏に2%のインフレターゲットを維持するよう主張している。このことは、南部欧州諸国が競争力を回復するためにデフレを強制されることを意味する。これは多年にわたり、高失業を意味する非常に困難なプロセスである。それはまた、家計やビジネス、政府に重い債務負担を負わせる、住宅ローンやその他債務の賃金に対する相対的価値を上昇させることを意味する。

ECBやその他トロイカがここで述べたような状況の基本的事実を十分に認識していないとはほとんど考えられない。それでも彼らは危機を永続化させる政策を続けている。・・・」

The ECB’s high wire act « Real-World Economics Review Blog

2012年1月19日木曜日

恐怖の均衡

米中関係、恐怖の均衡という指摘は興味深い。

「他方では米国の増加する債務がある。2010年に14兆ドルに上昇し、今年、15兆ドルを横切ると予想される。同時に、中国は3.4兆ドルを超える外貨準備を積み上げ、そのおよそ60〜70%を米財務省証券などに投資してきた。
金融危機は、中国に対する米国スタイルの資本主義モデルの優勢性の主張を終焉させた。S&Pの米国国債格下げは米国人に対する心理的な打撃であった。双方に恐れがある。米国側の怖れは中国が財務省証券から手を引き、ドルを下落させることができるというもので、中国側の怖れは、米国の金融政策、とりわけ量的緩和が彼らの資産の価値を破壊するかもしれないということである。実際、現在の経済危機は新しい関係へ導く必要があるように見える。それはかつての冷戦時代におけるような”均衡のとれた恐怖”のうちの一つである。幸運にも、双方が、勝利がもしあるなら、ピュロスの勝利[代償が多く引き合わない勝利を指す]であることで抑制されることである。」

Chennai Centre for China Studies » Kissinger’s views on US China economic relations

2012年1月6日金曜日

QEに関する疑問

米国や欧州などの中銀によるQE合戦はまだ終わりそうにはみえないが、中銀のそうしたポジションが解消される仕方についての疑問、その効果への疑念を、ジ・エコノミストの「歪みを前に」で読む。その点どうなるのだろうかと人が感じてきた問題であろうかと思う。一つの議論としてメモしておくか。

「例えば、私は中央銀行がQEの下で獲得し保有している債券を売るときになにが起こるのだろうかと思っている。中央銀行は単に債券に満期を迎えさせるだけだと答えた。しかしこれは答えではない。任意の年に、既存の債券ストックのいくらかの割合は満期を迎えるし、借り換えされねばならない。民間部門は新規供給を吸収し、既存のストックにリファイナンスしなければならないだろう。中央銀行がそれをロールオーバーしない範囲で、民間部門はその債券保有を増さなければならない。あたかも中央銀行が当の量の債券を販売したかのように、その現金の効果は正確に同じである。・・・ジョセフ・スティグリッツがこの点に注目したことが分かり、うれしく感じた。
彼はこう書いた。
”政府の債券購入が株式や有価証券の価格上昇につながる場合、その後の販売は低価格につながるはずである。このことを市場が先取りするなら、先物価格で、価格が下がることが分かっていることが現在の価格の上昇を制限する。”
彼は付け加えて二つの著しい副作用があるとする。
”まず、中央銀行による大規模な潜在的損失があるであろう。中央銀行が時価評価会計を使用しないという事実はこれらの損失を少しも現実的なものでなくはしない。次に、これらの損失・・・を隠す試みは金融政策の遂行を妨げるかもしれない。”
スティグリッツ氏は、QEにはさらに疑わしい効果があったかもしれないことを指摘する。マネーは新興市場のような刺激的に見える場所に流れ込んだかもしれない。もう一つ、QEは切下げ競争・・・の手段として使用されたように見える。また、QEは民間のモーゲージ市場を破壊したように見えるし、現在、抵当貸付がファニーメイとフレディイ・マックによって大部分が政治の問題であることを確実にした。」

Central banks: Distortions ahead | The Economist

2012年1月5日木曜日

ドル安ユーロ安のコンビ

ドルとユーロ、弱体化の覇権争いはその他世界に迷惑ということだなあ。

「ドル安とユーロ安の組み合わせはその他世界にとって大問題でありうる。確かに、貧血状態のユーロとドルは、欧州や米国で作られた商品価格をより魅力的にするかもしれない。しかし、それは他の高度に発展した市場を犠牲にして実現しうる。昨年、日本とスイスは、投資家が円とフランの相対的な安全性の故にドルとユーロを避けたので、その通貨の強さを抑制するステップを踏まねばならなかった。その恐れは、欧州と米国の同種類の製品輸出に頼る国々が、二重の苦痛に直面するであろうということである。まず、彼等の製品はより高価となる。次に、需要は既に世界的なマクロ経済の懸念のために弱まっているかもしれない。”米国は...スイスや日本のいずれよりもはるかに輸出に依存してはいないが、しかし、これらのより小規模な経済では、通貨の動きは強い衝撃となる”・・・」

Dollar vs. euro: Battle of currency chumps -- The Buzz - Jan. 4, 2012

2012年1月4日水曜日

消費に止まらず

ルッターの時代におけるような改革がネットで、またそれによって起こるのだろうか。情報において人々は消費すること以上のことをし始めたのだから。ジ・エコノミストの記事は興味深かった。

「メディアの環境、ルッターは管理に熟達していることを示したが、それは今日のブログやソーシャルネットワークおよび議論のスレッドというオンライン・エコシステムと多くの共通点をもっていた。それは、参加者たちが拡散を扱い、集合的に共有と推薦によってメッセージを増幅することを決定する分散化されたシステムであった。現代のメディア理論家たちはこのようなシステムにおける参加者を”聴衆”よりもむしろ”ネットワーク化された大衆”と述べる。彼らは情報を消費する以上のことをするからである。」

Social media in the 16th Century: How Luther went viral | The Economist

2012年1月3日火曜日

ユーロ安にとっての向かい風

自国通貨安による自国経済強化はどこの国にとっても本音であろう。
では、危機にあるユーロ安はどうか。それを認めたがらない本音もまた存在する。

「ユーロを30%の低下となる米ドルパリティに向けてジリ安にすることを計画実行するためにECBが仮説上、採用するかもしれない政策発動には克服すべき高いハードルがあるであろう。本質的には、主要なハードルは連銀や中国人民銀行、その他アジアの中銀、そしてユーロシステムに参加しない欧州内の中銀でさえ、それを許そうとはしないことである。彼らはドイツや他の効率的なユーロ圏経済からの高品質の商品がECBの競争的な平価切下げイニシアティブのもとでいっそう魅力的になることを望まない。選挙で味付けされたレトリックの文脈で、世界市場における国内産商品のいっそう”不公正”な競争さえ持ち出されるであろう。FXの投機家からの強い追い風の可能性にもかかわらず、他の主要通貨に対してユーロの価値を低下させようとする努力は、自国の”競争力”を増強すること(あるいは少なくとも保持すること)に集中する他の中央銀行からの強い向かい風に直面するであろう。」

Can The Technocrats Save The Euro? - Seeking Alpha